【セレクションセール2026】売却総額52億5680万円、売却率90% 良い流れをサマーセールに引き継ぐ

 26年の北海道市場最初の1歳せり「セレクションセール2026」(開設者・日高軽種馬農業協同組合、胆振軽種馬農業協同組合、十勝軽種馬農業協同組合)が7月20、21日に開催された。269頭(牡199頭、牝70頭)が、52億5680万円(税別、以下同)で落札された。売却率89.97%、平均価格1954万2007円は、23年に次ぐハイレベルの結果となり、いい流れをサマーセールに引き継いだ。


 せり前日には70ミリ以上の雨が降り大雨警報も発表された静内地区だったが、せり当日は雨雲が抜け、陽が差し込んだ。購買者をはじめとした多くの関係者が北海道市場を訪れ、活発な取り引きが続いた。

 古川雅且市場長はせり開始前に「セレクションセールはプライスリーダーとして大変期待しているせりです。ご購買される方に喜んでいただけるせりにしようと、毎年改良を重ねています。申し込み馬約800頭の中から300頭を選定しました」とあいさつした。

 昨年は初日前日に事前下見日を、2日目の前日には展示日を設け4日間の日程で組まれたが、今年は購買者の利便性向上を図るため、2日間の上場馬を初日までに入厩させ、比較展示以外の時間を厩舎エリアでの自由下見に充てた。当日の運営もスムーズで、2日間とも予定時刻より約30分早くせりは終了した。

 好素質馬の上場を促し、スタッフが事前審査、実馬チェックを重ねた。名簿掲載頭数は、昨年より67頭少ない306頭だった。

 オンラインビッドの49人を含め1163人(前年比58人増)が購買登録を済ませた。オンラインビッドで応札があった頭数は49頭で昨年より44頭減。落札数は13頭で16頭減ったが、これは多くの購買者が現地でせりに参加したと見て取れる。

 古川市場長は「売却率、売却総額とも、想定していた数字はおおむねクリアできたと思います。上場頭数を絞る中で、売却率が限りなく90%に近づいたことは良かったです。実馬を自分の目で見て選ぶ楽しみを、購買者の皆さまに感じていただけたものと思います」と2日間を総括した。