岩手【クラスターカップ】ハクレイファーム生産のJRAアンズアメがダートグレード初制覇

 「第31回クラスターカップ」(JpnⅢ、1着賞金3000万円)は、8月11日、真夏のスプリント決戦が盛岡ダート1200mを舞台に行われた。当初は10頭立てだったが、ボナンザ(大井)が出走を取り消して9頭立て。またポッドベイダーに騎乗予定だった荻野極騎手が9日、新潟競馬で負傷(後に左足首の骨折が判明)したため、ボナンザ騎乗予定の吉村智洋騎手(兵庫)がスライド騎乗した。

 人気は連覇を狙うサンライズアムール、上がり馬アンズアメが集めたが、最終的に1番人気アンズアメ2.2倍、2番人気サンライズアムール2.9倍。

 優勝はアンズアメ(牝4、父ドレフォン、母ホウライマツリ=エンパイアメーカー、馬主・㈱ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン、新冠・ハクレイファーム生産)。サンライズアムールが好スタートを決め、前半3ハロン35秒6。上がり3ハロンも34秒1でまとめ、ラスト1ハロン12秒1でフィニッシュ。絶妙のペースで逃げたが、5番手外を追走したアンズアメが猛追。上がり33秒6の驚異的な末脚を駆使し、きっちり差し切った。

 高柳大輔調教師「自分の角度からだと届いていないかなと思ったので、本当にうれしい勝利。前走のオープン(水無月S)を勝たないと今回の権利が取れなかったから、ローテーションがきつくなってしまった。しっかり休養を取って次走を決めたい」