期待の2歳続々!準重賞勝ちのクスダマ&サンフラワームーン 世代主役に名乗り

 2歳準重賞のJRA認定・潮菊特別(1着賞金400万円、1400m)が10月4日に行われ、2番人気のクスダマ(牡、父ヘンリーバローズ、母リアルアーネスト=コンソリデーター、新ひだか・グランド牧場生産、馬主・内田玄祥氏、雑賀正光厩舎)が初勝利を準重賞で飾った。9月13日に行われた準重賞JRA認定・堆金菊特別(1着賞金400万円、1300m)では、サンフラワームーン(牝、父ディスクリートキャット、母ケリー=サウスヴィグラス、日高・ケイズ生産、馬主・㈱加藤ステーブル、打越勇児厩舎)がデビュー2連勝で制しており、世代の主役候補に名乗りを上げている。


潮菊特別

 潮菊特別は2歳戦では今季初めて組まれた1400m戦。2勝馬2頭、1勝馬4頭、未勝利馬5頭の11頭立てで行われた。クスダマは大外11番枠から3番手につけ、3コーナー過ぎから進出し、4コーナー先頭から押し切った。半馬身差2着のトサノシュジンコウ、さらに2馬身差の3着だったジョウショーボビーはともに2勝馬。6月15日の新馬戦から4戦2着が続いていたクスダマだが、待望の初勝利を準重賞で飾った。永森大智騎手は「早めに抜け出してもゴールまでしっかり走り切ってくれる馬なので、そこはもう心配せずにいきました。デビューから一戦一戦学習してくれているので、もっと強くなると思います」とインタビューに応えた。

 セプテンバーセール出身。グランド牧場の生産で、3代母アイオーユーはJRAで7勝。芝ダート兼用で、芝GⅢのカブトヤマ記念を制覇し、ダートでの重賞勝ちはないがフェブラリーS(当時GⅡ)と帝王賞で女傑ホクトベガの2着に入るなど活躍した。

堆金菊特別

 世代最初の準重賞として9月13日に行われた堆金菊特別は、サンフラワームーンがクスダマを2着に退けての勝利。2頭は新馬戦でも対戦し、不良馬場のコンディションでサンフラワームーンが5馬身差で逃げ切り勝ちしている。2戦目で初コンビを組んだ吉原寛人騎手は「逃げ脚が速くてスピードのある馬なので、楽に先手を取ることができました」と快足を評価した。

 今季、高知での2歳新馬戦は6月15日にスタートし、9月末までに9鞍実施された。重賞第1弾は10月26日の地元所属馬による未来優駿2025ネクストスター高知(1着賞金1000万円、1400m)で、潮菊特別と堆金菊特別の上位3頭には同レースの優先出走権が与えられる。第1回覇者プリフロオールインは翌年3冠制覇、第2回のドライブアウェイは今年1月に姫路で行われた3歳牝馬の西日本交流重賞・兵庫クイーンセレクション(姫路)を制している。