高知所属馬が他場でタイトル獲り!佐賀・ヴィーナスC豊洋牧場生産サノノエスポ、笠松・飛山濃水杯オリエント牧場生産ジュゲムーン優勝
佐賀と笠松で高知所属馬が重賞タイトルを獲得した。4月26日佐賀6R佐賀ヴィーナスカップ(ネロ賞、1着賞金700万円、1750m)でサノノエスポが重賞初制覇。同29日笠松11R飛山濃水杯(1着賞金1000万円、1400m)はジュゲムーンが重賞4勝目を飾った。高知所属馬の今年の他場重賞制覇は、ミスズグランドオーの佐賀ゴールドSP、シンメデージーのはがくれ大賞典と合わせ4勝となった。

グランダム・ジャパン(GDJ)古馬春シーズン第6戦、佐賀ヴィーナスカップを制したサノノエスポ(牝6、父エスポワールシチー、母シックファイター=ヘクタープロテクター、馬主・㈱ファーストビジョン、目迫大輔厩舎)は、日高町豊洋牧場の生産馬。近親にはNHKマイルCを勝ったウインクリューガーがいる。JRAで25戦3勝2着2回の成績を残し、昨秋高知に転入した。
父エスポワールシチーは現役時代、JCダート、フェブラリーS、かしわ記念などGⅠ級競走を9勝し種牡馬入り。今年で13シーズン目を迎えている。22年にはイグナイターやペイシャエスなどが交流重賞を制し、NARチャンピオンサイアーに輝いている。今年は5月8日現在でNARサイアーランキング5位。今春からイグナイターとスマイルウィが後継として種牡馬入りした。
サノノエスポはGDJ古馬春シーズン第3戦レジーナディンヴェルノ賞2着、第4戦若草賞土古記念4着でポイントを獲得し、今回の勝利でさらに15ポイントを加算。トータル26ポイントとなり、GDJランキングは、最終戦のエンプレス杯(JpnⅡ、1着賞金4000万円、5月13日、川崎)を残し、資格要件を満たした馬の中ではマーブルマウンテンに次ぐ2位に浮上した。

3日後の笠松では、昨年の高知優駿馬ジュゲムーン(牡4、父コパノリッキー、母バーバリアン=マンハッタンカフェ、新冠・オリエント牧場生産、馬主・西森鶴氏、高知・田中守厩舎)が地力を見せつけた。デビューの地、門別ではJRA認定競走3勝を含む4勝。ウィナーズチャレンジでは、現JRA2勝クラスのマキシマムドライブ、移籍先の兵庫重賞を含み6勝のエイシンハリアーらを下していた。
父のコパノリッキーは昨年、産駒がJRA、NAR合わせ重賞11勝を含む267勝をマークし、NARサイアーランキングで初のトップ5(5位)入り。今年も5月11日現在で6位と好調を持続。始まったばかりの2歳戦では、早くも5頭が出走し3頭が勝ち上がる、好スタートを見せている。
ジュゲムーンはこの勝利によりオグリキャップ記念(1着賞金3000万円、5月28日、笠松1400m)の優先出走権を獲得した。