女傑ディアマルコ3番仔ディアモアーが門別デビュー間近

 高知競馬が生んだ名牝ディアマルコの仔ディアモアー(牝2、父フリオーソ、母の父スパイキュール、日高・クリアファーム生産、馬主・㈱Lоyalty、齊藤正弘厩舎)が、ホッカイドウ競馬でデビューする。北海道で繁殖生活を送る母の3番仔で、デビューすれば初仔マルロスに次ぐ2頭目になる。昨年12月の門別入厩からの調整と成長過程が、YouTube動画で公開されている。

 ディアモアーは5月20日の能検第2レースに出走し、800mを1位入線馬から0秒7差の50秒5で走破し3着で合格した。スタートで立ち遅れながら、ゴールでは2位入線馬に0秒1差まで迫った。馬体重は428キロと小柄だが、母も2歳時は426~440キロで走っている。齊藤調教師は「能検では先団に取りつくまでが速かった。その後も順調に乗り込んできて、いい状態で臨めそうです」と話す。

 母ディアマルコは高知で2歳7月にデビュー。6歳で引退するまで高知所属のまま52戦21勝の成績を残した。高知優駿と黒潮菊花賞の3歳二冠を制覇。園田の兵庫サマークイーン賞や佐賀ヴィーナスCなど他地区との交流戦も含め重賞9勝を挙げ、グランダム・ジャパンでも優勝した。引退後は日高町クリアファームで繁殖入りした。

 デビュー前から注目されることになったYouTubeは、ホッカイドウ競馬の公式チャンネルで配信されている。ディアモアーの昨年12月の入厩から鞍付け、蹄鉄装着などに始まり、初めて坂路入りする映像や、その後の調教過程が収められている。シリーズ化され、第3弾まで配信されている。

 GⅠ/JpnⅠ6勝を挙げNAR年度代表馬に4度輝いたフリオーソとの、地方競馬史に名を刻んだ名馬同士の配合で誕生したディアモアー。デビューは5回門別後半、6月18日のフレッシュチャレンジ(1200m)が予定されている。齊藤師は「応援してくれる人の期待に応えたいですね」と話している。