お疲れさま…現役国内最高齢17歳マイネルバルビゾンのラストランは6着 ゴールドシップやジャスタウェイと同期 国内最高齢出走記録は19歳


現役競走馬国内最高齢のマイネルバルビゾン(牡17、父アグネスデジタル、母マイネポリーヌ=スペシャルウィーク、新冠・ビッグレッドファーム生産、馬主・シグラップ・マネジメント㈱、那俄性哲也厩舎)が、9月27日12R一発逆転ファイナルレース(1400m)で引退レースに臨んだ。デビューから283戦目(JRA5戦、地方278戦)となったラストランは、10頭立て7番人気6着だった。
たくさんの声援を受けた。前半最後方で脚をためたマイネルバルビゾンは3コーナー、残り600m地点で加速し先行勢との差を詰める。13歳下の1着フランフィズ(牡4、父シュヴァルグラン、母ゴブレット=ホワイトマズル、新冠・石田牧場生産、馬主・濱口正章氏、田中伸一厩舎)から2秒1離されてのゴールだったが、上がり3ハロン4番目のタイムで6着まで順位を押し上げた。レースの模様は地元TV、新聞など多くのメディアに取り上げられた。勝ったフランフィズはこれが66戦目。多くの競馬ファンが注目するレースでうれしい初勝利を挙げた。

マイネルバルビゾンは11年9月25日阪神での2歳新馬戦(芝1600m)でデビュー。5戦未勝利の後、3歳3月に佐賀へ移籍。同地で7戦6勝2着1回の成績を残し、大井にトレードされた。大井では4連勝を含め7勝をマーク。5歳時には岩手に移り、重賞の岩鷲賞を制した。高知には8歳に転入し今季が10シーズン目。当地では223戦した。最後の勝利は11歳の20年4月25日。6年半ぶりの勝利はならなかったが、ケガによる長期の戦線離脱もなく戦歴を積み重ねた。通算23勝2着12回3着26回。JRA3場を合わせ、11の競馬場で走った。
同じ09年生まれで有馬記念、天皇賞・春、宝塚記念連覇などGⅠ6勝を挙げたゴールドシップ、ドバイデューティフリーを勝ち、ワールド・ベスト・レースホース・ランキングにおいて、日本調教馬として史上初めて単独1位に輝いたジャスタウェイは須貝尚介厩舎の同期。日本ダービーはディープブリランテが制した。引退レースには重賞を2勝した同い年のワールドエースの産駒が1頭出走していた。
マイネルバルビゾンは、高知県土佐清水市のあしずりダディー牧場で余生を送るという。高知で走り続けた10年で、高知競馬の売り上げは約2.8倍になった。
国内での歴代最高齢出走馬は、名古屋のヒカルアヤノヒメ(牝、父メイショウオウドウ、母ゴールデンタッソー=タッソー、浦河・富菜牧場生産、馬主・三原公子氏、井上哲厩舎)で、JRA、名古屋、大井で走り、19歳の自身の誕生日である23年4月10日1Rでラストランを終えた。通算成績は317戦14勝2着23回。
10月4日現在、地方競馬には12歳19頭、13歳7頭、14歳3頭の登録はあるが、過去1年以内に出走歴がある競走馬は、12歳が8頭、13歳が6頭、14歳1頭。ホッカイドウ競馬の岡島厩舎に所属する14歳のアーススカイ(牡、父リンカーン、母サチノスイーティー=カリスタグローリ、新冠・競優牧場生産、馬主・松山増男氏)は今年13戦し、9月16日のレースで通算150戦目を走り終えている。JRAでは10歳馬2頭が競走馬登録されている。